さて、今回はコペンハーゲンからマルメに入り、更に少し北上した海沿いの町で、グラフィックデザイナーのカップルが貸している自宅の離れに宿泊しました。
部屋はシャワー付き、ベッドとテーブル、タンスだけの簡素ながら、必要充分な設備。しかもミニキッチンまで付いていました。
彼の方の実家で作っているという、オーガニックなアップルジュースの差し入れがありました。
本当に絞りたてそのものの味で美味しかった!
近くで週末マーケットが開催されていると教えてもらったので行って見ました。小さな街なのに、いや、小さな街だからこそか、大変な賑わいです。
11月始めの諸聖人の日(万聖節)の飾りのリースが売られていました。フィンランド滞在中に丁度この日(11月第1土曜日)に当たって、スーパーも百貨店もモールもお休みで困り果てた事がありましたっけ・・・。
実演販売に集まる人々。野菜スライサーはスウェーデンでも実演販売の花形ですね。
マスタード売り。クリスマスハムには欠かせません。
スウェーデンでも高級食材(らしい)、ウナギ。こちらではスモークにして食べます。是非スウェーデン人にウナギの蒲焼を食べてもらいたい…。
イノシシ肉とトナカイ肉。トナカイは100%家畜で野生はいないとか。
こちらには、エルク(ムース)のお肉。
ベビーカーの女の子がちょっと変な顔になっちゃったね。
はい、撮り直し。上のリボン猫もどきの風船がぎりぎり感満載です。
手ごろな価格(あるいは安物)の服もあれば、CDやゴミ袋やキッチン用品などの実用品、自営の小さなお店がオーガニック食品を販売しているなど、いかにもローカルなノンビリしたマーケットでした。
宿泊先は一般家庭なのでゴミは分類するように頼まれました。プラスチック、缶、ビン、紙はこの青い箱に分類します。この箱は多分IKEAのものではないかと思いますが、イラストでこんなにおしゃれに変身。
生ゴミはこの紙袋に入れ、その他普通ゴミと分けます。
生ゴミは茶のプラスチック箱へ。
普通ゴミは緑のプラスチック箱へ。この色は決められているらしく、どの家庭でも同じ色でした。どちらも落ち着いた色でスウェーデンの光景にしっくり違和感なく馴染んでいました。
ところで、私の住んでいる世田谷区は生ゴミ、普通ゴミ、プラスチックゴミの分類が無く、一緒に出すことが出来ます。なので、ゴミの分類にはかなり頭を悩ませました。
例えば、ずっとティーバッグを普通ゴミにしていたのですが、あらためて茶袋を見るとティーバッグの絵が描かれているので拾って分類しなおしたり、ホッチキスの芯は缶ゴミなのか普通ゴミなのか分らなかったり、牛乳のパッケージは紙なのか普通なのか判断に迷ったり、お惣菜を包んでいたビニールシートはプラスチックなのか違うのか。
こんな些細な事で家主の携帯に電話するのもいかがなものだし、考えすぎて頭が白くなりそうでした。こういうさじ加減って住んでみないと分からないですね。
ミタ
フィンランド編と同じく、スウェーデンの並び郵便箱。
はじめまして。
スウェーデン西部在住のものです。
こちらの記事がFlipboardで紹介されており、目に止まりました。
こちらは11月初旬の諸聖人の日のため、10月頃からリースとキャンドルが売られます。
記事内でクリスマスリースと書かれていたものは、諸聖人の日に墓地に供えるリースで、クリスマスとは関係のないものです。
よくこちらに引っ越して来られたばかりの日本人の方が間違って玄関に飾って…なんて話も聞きますので、知名度の高いこちらのブログで訂正をしていただければ幸いです。
>>Tarjaさま
こんにちは、初めまして。
諸聖人の日の飾りだったのですね!早速訂正させていただきます。ご指摘ありがとうございます。
以前丁度、諸聖人の日にフィンランドに滞在していて、お店がどこもお休みで戸惑ったことがあります。
ところで、Flipboardというものを知りませんでした。自動掲載されているのかしら?ネットって面白いですね。