フィンランド製、ガラスの小さな器

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フィンランドで使いやすそうな小さなガラスの器を買い付けました。
ブランドはRiihimäen Lasi(リーヒマエンラシ)。1920年代から60年代にはフィンランド最大のガラスメーカーでしたが、経営判断の失敗により徐々に衰退。1990年に閉鎖し、現在はもう存続していないガラスメーカーです。
経営失速の原因となった方針の一つ、アート部門を取りやめる1970年代半ばまでは良いデザイナーを多く抱えていました。このボウルのデザイナーはNanny Still(ナニー・スティル 1926年-2009年)。1950年代に大変活躍したデザイナーで、Riihimäen Lasiには1949年から1970年代半ばまで所属しています。
このボウルは特にシリーズ名はなく、やや厚みのある作りなので、当時は日常用だったのではと推測しています。様々な色が作られていたようですが、今回入荷したのは美しい紫色。
小ぶりのお茶碗くらいのサイズで、アイスクリームやイチゴなどの小さなフルーツに丁度良い、デザートボウルです。

もちろん、デザートだけでなく、小鉢としても使い勝手が良さそう。

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4個買い付けましたが、残念ながら良く見ると1個に小さな欠けがありました。欠けのある1個をのぞいた3個を先に新着として8月29日にアップします。
朝晩涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中は残暑が厳しい日が続いています。ガラスのボウルで少しでも涼を感じていただければ嬉しいです。

ミタ

気づけば「やや難あり」が溜まっています。また買い付け前くらいにアウトレット祭が出来ればと思っていますが、さあて、出来るかなあ?

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