スウェーデンへ移動

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さて、エストニアで中断していた買付けレポート、舞台は北欧へと戻ります。
こちらは南スウェーデン、マルメの公園。木に沢山のプレゼントボックスが下げられています。11月の始めはクリスマスの飾り付けはまだ本格的には始まっていませんが、それでもこうやってポツリポツリと見ることが出来ました。

スーパーマーケットでもジンジャーブレッドのコーナーが。ちなみに、ジンジャーブレッドの北欧で一番人気の形はハートだそう。こちらもハートですね。

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そして、北欧のクリスマスには欠かせない、藁で作ったヤギ(ユールボック)も山積みです。

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さて、南スウェーデンでは数ヶ所のディーラーさんを巡る予定を立てていました。現地でスケジュールを再確認すると午後遅い時間に空きが出来そうです。
そこで、急遽以前にスウェーデン在住の日本人Mさんに紹介していただいたアンティークショップに立ち寄ることに。連絡を取ると、残念ながらオーナーさんは用件があり不在、代わりにMさん本人が店番をすると返事があり、思いがけない再会となりました。
旅の半ばでそれなりに疲れていたので、Mさんとの再会が嬉しくて、話が止まりません。
いろいろおしゃべりしながら買い付けを終えたら、オーナーさんのご両親がコーヒーでもとおっしゃって、同じ敷地内のご自宅に招いてくださいました。

一歩ダイニングに入ると美しく食卓の用意がされています。なんと、その日はオーナーさんのお誕生日で、これは誕生日パーティーの準備なのでした。
1976年にロールストランド創業250周年シリーズとして作られた、エレガントなスミレ柄のシルヴィアがセットされています。

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「スウェーデンでは誕生日の人が皆を招いてパーティーをするの。朝から料理を作ったりお菓子を用意したりして、誕生日の本人が一番忙しいの。可笑しいでしょ?」とMさん。

うーん、それは大変そうですね。

キッチンに移動するとオーナーさんのご両親がお茶とお菓子と軽食を用意してくださっていました。お2人とも今日のパーティーのためにオシャレしていて、いかに大切な日なのがよく分かります。

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チーズとハムとパン、スウェーデンの定番お菓子、プリンセスタルト(プリンセストルタ)を出してくださいました。プリンセスタルトは上の生クリームがきんきんに冷たく、アイスケーキの様でとても美味しかったです。
お母さんがもっと食べろ、もっと食べろと勧めてくれるのですが、実はその前に伺っていたディーラーさんのお宅でも軽食を出されていたので、あまり食べる事が出来ず残念。

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キッチンの壁にはオーナーさん自身のコレクションのソルトボックスが飾ってありました。

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DecoかJieのものだと思うのですが、可愛らしい家の形で、こうやって並んでいるとまるで壁に街が出現したようで楽しいですね。
スウェーデンはこの日も寒く、どんよりとした曇り空でしたが、にっこりするような温かな一日になりました。

ミタ

どこに行ってもパンとハムとチーズを出してくださるのですが、意外と飽きません。パンが美味しいからかな。

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