
こんにちは、先日「北欧のおいしい話」など北欧の食にスポットを当てた本の著者である森さんにマカロンを頂きました。
「三田さん、マカロン食べた事無いでしょ」と。
何故分ったのか?
蛇足となるかもしれませんが、マカロンとはメレンゲにアーモンドプードル等を混ぜた生地を焼いたお菓子。最近のものかと思ったら、意外と歴史は古く、間にジャムを挟んだ”パリ風マカロン”は1930年にパリのお菓子屋さんから始まったとか。
さくっとした生地の食感と、間に挟まれたクリームのハーモニーもさることながら、人気の秘密は乙女心をくすぐる、そのカラフルで愛らしい形なのでしょう。
カラフルなお菓子やドレスがふんだんに登場した、ソフィア・コッポラによるガーリー全開の映画「マリー・アントワネット」でも印象的な小道具として使われていました。
![Amazonレビュー
(オーストリアの皇女アントワーヌは、14歳のときフランス王太子ルイのもとに嫁ぐことになった。しかし、ヴェルサイユ宮殿で会った15歳の彼はまだ少年だった。そんなティーン同士が結婚をしたが、義父ルイ15世の浮気、彼女に感心をしめさない王太子ルイへの苛立ちから、彼女は享楽的な生活を送るように。そんなとき、アントワーヌはスウェーデン陸軍のフェルゼン伯爵と出会い、恋に落ちてしまう。<br> 世界的に有名なフランスの王妃マリー・アントワネットの半生を『ロスト・イン・トランスネーション』のソフィア・コッポラが映画化。歴史絵巻、大河ドラマになりがちなテーマだが、ソフィア監督は大胆にもアントワネットの青春映画に。ヴェルサイユ宮殿でのゴージャスなロケ、美しくキュートな衣装の数々はまぶしいばかりだが、そこに流れるのは軽快なロックナンバー。王妃の青春をザ・キュアやニュー・オーダーなどのロックで包み込むという斬新な発想には舌を巻くばかりだ。タイトルロールを演じたキルスティン・ダンストは軽やかだけど、どこか危ういヒロインを好演し、フレッシュな魅力に満ちている。ほかアーシア・アルジェント、ジェイソン・シュワルツマン、ジュディ・デイヴィスなど脇に個性派をズラリと揃えて、ソフィア・コッポラらしい現代的かつファンタジーのような“マリー・アントワネット”を作り上げた。(斎藤 香))
マリー・アントワネット (通常版) [DVD] / キルスティン・ダンスト, ジェイソン・シュワルツマン, アーシア・アルジェント, マリアンヌ・フェイスフル (出演); ソフィア・コッポラ (脚本); ソフィア・コッポラ (監督)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51C2CENCGgL._SL160_.jpg)
写真のティーカップとケーキプレートのセットは、スウェーデンのロールストランド製、1957年から66年まで販売されていたRosmarinシリーズです。

デザインは、Blå Eldで知られるHertha Bengtson(1917年-1993年)。
このピンクと白のほかに黄色とグレーなど数色有り、どれもマカロンを思わせる明るい色合いでいながら、パステルに転びすぎない絶妙にガーリーなバランスを保っています。
フォルムが優美かつ、洗練された雰囲気を持っているのは、Blå Eldシリーズと共通します。いい意味での野暮ったさを感じる北欧デザインの中で異彩を放つ、粋な雰囲気はHertha Bengtsonの特徴ともいえるでしょう。
彼女の経歴を見るとパリの美術学校Académie de la Grande Chaumière(グランショミエール)で学んだとあり、この色彩感覚とエレガントさはフランス仕込みなのでしょうか。
Bengtsonがスウェーデンを出てヨーロッパを周りエジプトに至る旅に出たのは1947年。途中フランスでの美術学校時代には既に店頭に並んでいたであろうパリ風マカロンを、もしかしたら食べた事があるかも知れませんね。
このRosmarinティーカップのトリオは今月中にアップ予定です。
ミタ
そういえば、マリー・アントワネットの愛人として知られるフェルセン(ベルバラ世代にはフェルゼン)ってスウェーデン人なのですよね。
ガリガリ君とメロンパンも食べた事ありません。
