東京にノルウェーの鳥、Fuglen上陸

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少し前の話ですが、6月4日の月曜日に渋谷区の富ヶ谷にオープンしたノルウェー発のカフェFuglen東京に行ってきました。Fuglenとはノルウェー語で”鳥”という意味。鳥のロゴマークが印象的な外観です。
Fuglen東京 Facebook
Fuglenオスロ店の東京を案内したサイト

ノルウェーでの創業は1963年の歴史あるカフェで、海外進出第1号店となるのがこの東京店です。店内には1960年代を中心としたビンテージの家具や食器などが並び、気に入れば購入も可能。
ただ、まだノルウェーから価格リストが届いていないので、今は希望だけを受け付けて後で連絡します、との事でした。

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さて、今回Fuglenに行ったのは、ノルウェーのブランドFiggjoのRioシリーズのデザイナー、清水美帆さんにお会いするためでした。

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実は、清水さんがオスロでRioシリーズの発表会をするときにRioに盛り付ける料理を作ったシェフが、Fuglen東京のオープニング料理を作る予定だったとか。
ただ、シェフは来日したものの、色々な事情で結局オープニングに料理を出す事ができず、残念がっていたそうです。
Rioの発表会の時にはゼリーにカラフルな食材を閉じ込めるなど、宇宙的なイメージの料理を作ったといいますが、逆にレトロなFuglenにはどんな料理を出すつもりだったのか、見てみたかったですね。

カウンターで話をしている清水さん。

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清水さんは既にオスロの芸術大学を卒業し、今は日本を拠点に活躍しています。オスロに残る事も考えたものの、ビザを取るための非現実的な条件を提示され断念。多くの移民問題を抱えるノルウェー、水際で防ぐ為というのか、外国人が居住権を獲得するのは簡単ではなさそうですね。
ただ、日本よりもむしろノルウェーなど海外での仕事の依頼が多いという清水さん。今月もイギリスのバーミンガムに日本のアーティストグループのサポートとして1ヶ月滞在されます。
清水さんは最近、絵巻物を作られたそうなのですが、それは食器という、輪になったエンドレスなデザインをしたのもきっかけの一つなのだそうです。

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現在のRioシリーズは持ち手の無いカップとボウルのみなのですが、要望の多かったカップ&ソーサーも新作で作っています。実はこれはサンプルにお預かりしたままの1個。
ご希望があれば数個仕入れようかな。

私は個人的には今のカップのサイズや使い勝手を気に入って愛用しています。下の写真は以前アップしたRioのボウルとカップの写真ですが、どちらも実際に使っている私物です。猫好きな清水さんがモチーフに猫を使っているのも気に入ってるポイント。

Rio ボウル カップ

清水美帆さんとノルウェー人のパートナー、オィヴン レンバーグさんによるRioシリーズは下記バナーをクリックしてご覧下さい。



Peanut Circuit
Inger Waageの作品も多く展示販売されていました。一つ気になったものがあったのですが、先ほど書いたとおり価格がまだ分らないとの事で、また次の機会にでも伺ってみようと思っています。
ミタ

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