こんにちは、そういえば船のことをあまり書いていませんでした。
私たちの船「トロールフィヨルド」号ではネットは限られた場所でしか使えません。私が主に使っているのはこの船内ライブラリーです。
このライブラリーには大きな窓があり、ゆったりと流れる船外の景色を楽しみながら本を読んだり、あるいは何もせずにぼーと過ごす事が出来ます。
船は群島の間を抜けるように時速約25キロという遅い速度で進むので、船窓からこんな景色をゆっくりと眺めることができます。
さて、昨日は寄港地のひとつトロンハイム(Trondheim)で船を降り市内見学をしました。
トロンハイムは運河の街で、かつては多くの工場があり、その労働者たちが住まいにした100年ほど前の木造建築の愛らしさが人気の街です。
これらの家々は保護されていて、中は近代風に改装は許可されていますが、外観を変えることは許されていないとか。手入れが大変とは思うのですが、人気が高く住みたい人が沢山いるそうです。歴史の一部に住むなんて素敵ですが、自分でメンテナンスが出来ないと難しそうですね。
また、このニーダロス大聖堂があることでも知られています。この大聖堂はかつては国王の戴冠式が執り行われた場所で、11世紀初めから始まった建築は完成まで200年以上の年月を費やしました。
そのため、建築様式はロマネスク様式(11世紀)とゴシック様式(12世紀後半)が混ざっています。ゴシック様式の特徴である大きなステンドグラスのバラ窓は1万ピースを使った荘厳なもので、一見の価値がありますが、残念ながら内部は撮影禁止でした。もしご興味があれば、Wikipediaに美しい写真があったので、そちらをどうぞ。
→ニーダロス大聖堂(Wikipedia)
トロンハイム散策は午前中で終了したので、せっかくなのでデッキのジャグジーに入ってみました。これは母。
こちらは私。ジャグジーは2個あり、このときは停泊中だったのですが、広々とした景色を見ながら入っていると、まるで露天風呂。
お湯はぬるめですが泡の効果か30分も入っていると体がポカポカしてきて、すっかり温まりました。
船内にはジムも有り海を眺めながらランニングやサイクリングマシーンを使うことが出来ます。食べすぎで体が重くなったので、運動でカロリー消費しなくては。
この翌日、つまり今日の朝はついに北極圏に入りました。北極線の写真と恒例のお祝い、氷を背中に入れるイベントについては、また次回。
ミタ
この日の食事
朝食と昼食はいつもと同じバイキングなので、夕食だけ。
前菜はカリフラワーとハムのスープ。メインはトラウトのソテー。デザートはパンナコッタにパッションフルーツのソース
マメに更新してくだってありがとうございます。
楽しく読ませていただいてます。
部長もカンテレ弾いたり、頑張っていますね~。
ジャグジー、楽しそう。
これですね、露出部分の少ない水着とは(笑)
引き続き、楽しい旅を続けてくださいね!
>>Atsuko Nakayamaさま
そう、これです”露出部分の少ない水着”(笑)
部長が意外と頑張っていて助かりました。