スウェーデン料理教室でクリスマス料理

111208-1.jpg

こんにちは、今日は雨の東京です。このところ、お天気の悪い日が続いたのですが、珍しく晴れた昨日、hanatomoさん主催の「スウェーデン料理教室」に参加してきました。

111208-2.jpg

これは北欧風サーモンマリネ「Gravad Lax(グラーヴァド・ラックス)」です。
スウェーデンに限らず、北欧各国で食べられているお料理で、生のサーモンを塩と砂糖、ディルをまぶして24時間以上置いたものです。砂糖が入っていると驚かれる方もいらっしゃるのですが、意外と甘さは感じません。
スモークサーモンよりもマイルドな味で、甘いマスタードソースを添えれば、何枚でもいける美味しさです。

111208-3.jpg

こちらはメインの「Wallenbergare」。
なんでもスウェーデンの大富豪ヴァレンベリ家にちなんだお料理とか。ひき肉を丸めた、卵たっぷりのかなりゆるい生地にパン粉をまぶし、オーブンで仕上げます。
キノコのクリームソースとマッシュポテトを添えていただきました。hanatomoさんの一工夫はキノコを乾燥させて味を凝縮させていた事と、偶然手に入ったというザクロを使ったところです。ザクロはグリーンピースと一緒に美しいクリスマスカラーを演出してくれただけでなく、その酸味がお肉と合って何ともいえないハーモニーを作り出していました。

111208-4.jpg

そして、こちらは個人的に楽しみにしていた「Lussekatt(ルッセカット)」です。
スウェーデンではクリスマスの前の12月13日にはルシア祭と呼ばれる、大切なお祭があります。その時に食べられる独特の形をしたパンで、猫の尻尾の形を模しているのだとか(kattとは猫と言う意味)。

111208-5.jpg

これは成型をして焼く直前のLussekattです。
この鮮やかな黄色はサフランで出します。昔は金にも匹敵するほど高級品のサフラン、今でも大変に高価です(実はタイで安いサフランを買ったのですが贋物でした・・・)。
けれど、この黄金色と独特の香りを味わえば、その価値も納得。砂糖とバターがたっぷりが入った生地は甘く、特に今回は焼きたてだったので、しみじみと美味しかったです。

さらに、クリスマスらしくスパイスの入ったホットワイン「Glögg(グロッグ)」も作って乾杯しました。私はお酒に弱いので、ほんの少しだけいただいたのですが、飲みやすくて、またほんの少しお代わり。
おかげさまで帰りのバスでは良く寝られました。

今回は余った卵白でココナッツのお菓子「Kokostopp(ココストップ)」も作りました。

111208-6.jpg

美味しくて、楽しくて、お腹いっぱいで、お土産付きという、大満足な内容でした。hanatomoさん、お疲れ様でした。
回を重ねるごとに参加者も増えているようで、今回は急遽追加のクラスも作ったそうです。準備も後片付けも大変だったと思います。気が緩んだのか、この後ダウンしてしまったとか!
次回お料理教室は来年の2月ごろに予定されているそうです。もしご興味が有ればhanatomoさんのブログをチョコチョコ覗いているとそのうち告知があるかと思いますよ。
ハナトモのベルギー→スウェーデン→オーストラリア日記

今回はお持ち帰りありということだったのでタッパー2個持参しました。私のタッパーの大きさに皆さん驚かれていましたが、大は小を兼ねるといって、決して欲張りなわけでは・・・・・。

【この記事をシェア】

スウェーデン料理教室でクリスマス料理」への2件のフィードバック

  1. カラフルで華やかなクリスマスの食卓ですね。ああ、食べたい。見ているだけで美味しい唾が出てきます。
    タッパー大2個は魚/肉を分けて持ち帰る為ですね。用意周到♪◎
    タッパー大2を抱えて満足気な帰りのバスのミタさんの寝顔が目に浮かびます。

  2. >>もももままさま
    美味しかったですよ~♪
    何があるか分かりませんからね、タッパー多目は基本ですよねっ!

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る