おはようございます。
昨夜、我が家にサンタクロースがやってきて、某企業広告の撮影を行いました。写真はサンタで盛り上がる周りをよそに黙々と仕事をするカメラマンさん。撮影しているのは私が作ったフィンランドのクリスマス料理です。
企業名を出さないということでブログに書く許可をいただきました。大人の世界は難しいです。
一方、子どもたち(家人の同僚家族にエキストラで参加してもらいました)は大人の事情とは関係なく”本物の”サンタクロースに興味津々。
このサンタクロースさんは「グリーンランド国際サンタクロース協会」正式認定の、日本で唯一公認サンタクロースなので、もちろん本物です。
大盛り上がりの子どもたちは5歳から7歳です。
広告代理店の方に、立って歩ける年齢以上小学生低学年程度のお子さんを集めてください、と頼まれていたのですが、なんとなく、意味が分りました。
サンタクロースを信じていて、サンタクロースがここにいることに疑問を感じない年齢なんですね。もっと大きくなると「サンタなんていないんだぜー!」と言っちゃいかねませんもの。
こちらは矢張りエキストラ出演の”本物の”フィンランド人、Takkuのエックとヘイディです。
サンタさん「両手にフラワー♪」とお喜び。
次は食べるシーンの撮影です。
いつの間にか子どもの面倒を見ている、エック。エックは2人のお姉さんにそれぞれ2人ずつ子どもがいるとのことで、子どもの扱いに慣れています。
ワインを飲んでご機嫌のヘイディ。こんな魅力的な女性が隣でお酒を飲んでいるのに、男の子たちはむしろチキンに夢中。
サンタを囲んで、記念撮影・・・ではなく、こらも広告の撮影場面です。なかなか子どもたち全員がカメラの方を同時に向いてくれなくて、カメラマンさんが苦心していました。
サンタさんが頑張って子どもたちをカメラの方に向かそうと、笑わせようとすればする程、サンタに注目しちゃうみんな。カメラの向こうの親たちも必死に名前を呼ぶものの、もうサンタから目が離せません。
こちらがそのお料理です。以前フィンランド料理教室をしてくださっていたアヌさん(現在はドイツ在住)に教わった通りのクリスマスメニュー。
Rosolli/ビーツサラダにサワークリームソース、Karjalanpaisti/カレリアンシチューにマッシュポテト添え、Porkkanalaatikko/ニンジン粥のキャセロール、Mätihyytelö/魚卵(今回は明太子)のムース、Joulutortut/クリスマスパイ。魚卵のムースはライ麦パンと一緒にいただきます。
今回ライ麦パン(黒パン)は近所にある友人のロシア料理店で購入しました。週に3回自家工場で焼いているホームメイドパンです。予約をすればお店で受け取られますし、通信販売でもお買い求めいただけます。
→ロシア料理渋谷ロゴスキー
実は焼き上がりの曜日を間違えていたことに朝早くに気が付き、彼女の携帯に慌ててメール。それでも「いいよ」と1本分けてくれました。
良い子は真似しないでね♪
このライ麦パンには思いがけずTakkuの2人がとても喜んでくれました。フィンランド人にとっては日本ではなかなか食べられない故郷の味なのです。
広告のストーリー上は「サンタクロースが家にやってきてクリスマス料理を作ってくれました♪」となっています。我が家に来る前にちゃんとスーパーでお買物をするシーンも撮って来たそうですよ。
そして先に帰るサンタクロースのシーン撮影も。一生懸命手を振るみんなに
「子どもたち、これはやらせというんだよー。
Hohohohoho!」
と謎の言葉を残して立ち去るサンタクロース。
ところが玄関の暗闇でなにやら大きなトランクをゴソゴソと探るサンタさん発見。広告代理店の方が「なにをやっているんですか?」と尋ねると「子どもたちに何かプレゼントを・・・」と答えるサンタさん。
“やらせ”の言葉通り、サンタさんは予定に無かったプレゼントを配りに再び現れてくれました。
朝から撮影でお疲れなのに、なんて良い人なんでしょう。
そして、私にもこんなプレゼントをくださいました。
そう、サンタクロースの正体はマンボミュージシャンの「パラダイス山元」さんです。
私は音楽に疎いので、山元さんのことはむしろアーティストの「マン盆栽」作家として存じ上げていました。マン盆栽についてお話しすると「いやー、マン盆栽の話がでるとは。是非うちの餃子屋に来てください。スウェーデンやデンマークからサンタ仲間が食べに来ますので」とお誘いを受けました。
もし他の国のサンタクロースたちと餃子を突付く事が出来れば、かなり貴重な体験になるでしょうね。
ミタ
グリーンランド国際サンタクロース協会にはフィンランドは入っていないんですね。「そこには複雑な事情が・・・」とサンタさん。フィンランド料理で良かったのかしら?
ちなみに山元さんの餃子屋に興味が沸いて調べてみたら、写真がありました。どれもおいしそうですね。
→会員制餃子 荻窪 蔓餃苑
フクヤのオリジナルコーヒー。北欧のシーンに合わせて選ぶ3つのブレンド。
わぁ~、楽しそうですね♪もちろん、撮影準備は大変だったと思いますが・・・。紙媒体に載るのですか?ぜひ掲載紙を教えてくださいね♪自分のことのように自慢します、ふふ。
>>froskさま
新聞折込小冊子なので掲載誌では無いのですが、なんと400万部刷られ全国に配られるとか。400万部といえば、ああた(誰?)、ノルウェーなら全世帯制覇ですね。日本は人口多いですねー。
本当に愉快で楽しいひとときでした。
ここ最近、けっこうハードな訪問が続いていたので、
大きな安らぎを感じました♡
せっかくの北欧料理をひとくちも口にできなかったのが
ココロ残りです。
おなかがぐぅ~でした。
お片づけとかも大変だったと思います。
本当にご苦労さまでした。
広告の仕上がりが楽しみですね。
それでは、素敵なクリスマスをお過ごし下さいね。
こんどニャンコにも会わせて下さい♡
>>パラダイス山元さま
こんにちは!こちらこそありがとうございました。サンタとの邂逅に子どもたちは大興奮&大喜び。出来上がりが楽しみです。
それでは、サンタウィンターゲームでは勝って故郷に錦を飾ってくださいませ♪