おはようございます。
しばらく更新が滞っていましたが、その間に商品はボチボチと届いています。(続々と言いたいですが、まだ・・・)
先週届いた中に含まれていたのが、写真の海亀のカップ&ソーサーです。1960年代のアラビア製。その名も「Kilpikonna」とフィンランド語で正に「亀」といまどき珍しい、真っ当な名前が付いています。
「カメ!」と驚かれるかもしれませんが、小さめサイズで意外とかわいい。亀のプリントも濃い目のモスグリーンで、落ち着いた雰囲気もあります。デミタスや濃い目のコーヒーに良いでしょうから、もしかしたら、男性向きかな?ちょっと珍しいものをお探しの方にお勧めです。亀好きの方にもどうぞ。(かなり限定)
さて、タイトルの「買っちゃいました」とは、この亀カップのことではありません。(きっぱり)
後ろのアアルトベースのことです。昨日の夕方、買い物ついでに近所のリサイクルショップを覗いたときに見つけました。
値段を見て、そのあまりの破格ぶりにビックリ。
他の商品は至極妥当な価格が付いている中で、この花瓶だけ何故か激安。一瞬「パチモン?」と思いましたが、こんな凝ったものをコピーするほうが大変でしょう。裏返すと”ALVA AALTO”と確かにある。傷もダメージ無くピカピカ。
何気ない振りをしながら(内心は何かの間違いかとドキドキ)レジに向かい「カード使えます?」「ごめんなさいカードは1万円以上からなんです」「あ、じゃあ現金で」「簡単な包装でいいですか?」「ええ、いいですよ」と会話を交わし会計を済ませると、ダッシュで花屋へ。
花屋さんで「あの、この花瓶に合う花は?」「あ、私もアアルトは、ひとまわり小さいのを持っていますよ。投げ入れても決まるから何でもいいですよね」「実は、これ、あそこのリサイクルショップで信じられないお値段で売っていて」「おいくらだったんですか?」
「2100円です」
「ええ!?」「で、買い物をする予定は無かったんですが・・・」「買っちゃいますよね!」「買っちゃいますよ!」
それにしても、この花瓶の買い取り価格はいったいいくらだったのか。気になります。
実はもう一軒、矢張り近所のリサイクルショップにはアラビアのFaunaの花瓶があります。お店の人に聞くと「これは私物だから売らないわ。イタリアかどっかのブランドらしいから」と言われました。
・・・・イタリア
・・・・・・・・
・・・・・残念。
ミタ
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東京の友人に「どうして関西の人は必ず “で、いくらで買ったの?” と値段を聞くの?」と言われました。
そ、それは関西では “安く買った人が偉いから” です。