イッタラ×マリメッコの「春」


おはようございます。
東京は週末は少し暖かく、最高温度は17度とのことでした。17度という感覚がちょっと想像できなくて、いつものとおりセーターにダウンジャケットで出かけたのですが、少し暑いくらいでした。
そういえば、数年前に住んでいたアイルランドでは17度といえば真夏の気温。夏でも涼しく、むしろ日陰では肌寒いくらいだったので、薄手のセーターとフリースを欠かしたことが無かったのですが、現地の人の中には半そでやサマードレスの人も。
寒くないのかと思って尋ねると「イマジネーションだね」と笑いながら答えてくれた人もいれば、「私たち神経ないから」と言う人も。まあ、先方にすればこれくらいの気温で、着込んでいる私のほうが不思議なのかも知れませんね。
夏に北欧に行ったことはありませんが、調べてみるとやはり夏でも20度を超えることはあまりなさそうです。そんな北欧ですから、暖かいところに対する憧れはとても強いようです。「夏にわざわざ暑いところに行くのって、馬鹿みたいって思うんだけど」と言いながら、カナリア諸島、イタリア、スペインに行ってきたと毎年のようにあちこちから報告が来ます。時にはスナップ写真や絵葉書が来ることも。
この色の美しいマグカップは1974年にマリメッコで発表された「Primavera」シリーズを2005年にイッタラとコラボレーションで復刻させ、新たに作りあげたものです。デザインはマリメッコを代表するマイヤ・イソラ。Primaveraとはスペイン語で「春」という意味です。
イソラはモロッコなど南国への旅からインスピレーションを受けて作った作品がいくつかありますが、これもそのひとつと言えるでしょう。北欧の人がいかに暖かい国への憧れを持っているのかが想像できます。
鮮やかな色彩の花はマリーゴールド。大胆で大きな柄はマリメッコデザインの特徴を良く表しています。手にするだけでなんだか明るい気持ちにさせてくれます。テーブルに置くと、そこだけ花が咲いたよう。ちょっと春を追いかけに、旅にでも出たくなりませんか。
このマグカップは今週アップ予定です。お楽しみに。
ミタ
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フィンランドで道を尋ね「キートス(フィンランド語で、ありがとう)」と言うと、なぜか「デナーダ(スペイン語で、どう致しまして)」と返されました。想定外の返答に呆然としてしまったのですが「ムーチョグラシアス(スペイン語で、ありがとう)」と返せばよかったなあ・・・。

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イッタラ×マリメッコの「春」」への2件のフィードバック

  1. 窓辺に置いてあるマリーゴールドの花よりも、なんて鮮やかな色なのでしょう!!
    いつもブログを拝見させていただいて、写真の美しさに惚れ惚れとしてしまいます。オーナーの方の商品への愛が投影されているのでしょう。
    昨年11月に、私もブログ「変則ショップオーナー奮闘中」というのを立ち上げ、その中で写真も入れてはいるのですが・・・どうやら
    ショップへの愛不足なのか・・「fukuya」さんのようには美しくできていない。
    ブログを訪問させていただきながら、少しでも近づけるように頑張りますね。

  2. >>黄色の薔薇子さま
    いつもブログを見ていただいて、ありがとうございます。こちらこそ、いつもブログを拝見しています。週末のファッションチェック、楽しみにしていますね♪

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