繊細な輝き


こんにちは。
昨日から9月が始まりましたね。学生が夏休みの間、自転車で快走していたfukuyaまでの道のりも、昨日からは高校生の集団を避けながら走る、以前と同じ日常に戻りました。しばらく通勤電車からは遠のいた生活をしていますが、きっと電車の中にも学生さん達が戻ってきたのでしょうね。
さてそんな中、見ているとうっとりとしてくる、色とりどりのガラスボウル達が入荷してまいりました。

手前の黄色いボウルは、Nanny Still(ナニー・スティル)がデザインしたGrapponiaシリーズで、表面につけられた大小のドットがひまわりの花のような模様を描いています。その周りのボウル達は、同じくドットが特徴のOiva Toikka(オイヴァ・トイッカ)デザインの、フィンランド語で「露のしずく」を表すKastehelmiシリーズ。
Grapponiaは、1968年から1970年代にフィンランドのRiihimaen lasi社で、製造されたもので、一方のKastehelmiのほうは、当初アートグラスメーカーのNuutajarviで1960年代半ばから作られていたのですが、Nuutajarviが後にArabia傘下に収まってからは、Arabiaブランドで80年代まで作られていたようです。
どちらも光を受けるとドットの部分で複雑に反射してキラキラと美しく、眺めていると、植物や露など、そこにある自然の美しさを繊細にとらえた、フィンランドの美、というものを感じます。
光り輝く色とりどりのガラス達、形や色によって印象も変わりますが、皆様はどれがお好みですか?


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