おはようございます。
ゴールデンウィークの最終日の昨日はお天気が良く、ちょっと暑いくらいでしたね。
暑くなると飲みたくなるのが、ビール・・・らしいです。
らしいです、というのはアルコールが苦手なので良く分からないのです。
はっきりとした顔立ちのためか「飲めそう」と言われるのですが、この顔は100%遺伝による物で、お酒に強い証ではありません。
アルコールに弱いのもどうやら遺伝らしく、祖母は粕汁で真っ赤になり、養命酒で意識を失いました。(養命酒の件は人に言うなと言われていたのですが、もう亡くなっているので時効、時効)
そんな私ですが、家人を観察しているうちになんとなく”夏はビールで、冬はウィスキー、野球はお休みの時期があって、サッカーはほとんど年中やっているんだなあ”と気づくようにになりました。(お酒に関しては人それぞれとは思いますが)
というわけで、夏に向けてビアマグを仕入れてみました。いかがでしょうか。(ちょっと挑戦)
こちらのビアマグはフィンランドのガラス作家、タピオ・ヴィルカラのUltima Thule(ウルティマ ツーレ)シリーズです。ウルティマ ツーレのシリーズは1968年から継続的に現在も製造されていますが、このビアマグは既に廃番。
サイズはビアマグだけあって結構大きいです。
←私が持つとこんな感じ。
Ultima Thuleとはラテン語で”最果ての地(borders of the known world)”といった意味らしいのですが、一方グリーンランドのラテン語名でもあるということです。とはいえ、ヴィルカラは特にグリーンランドを意識してこの名前を付けたわけではなく、多分”極北の地”の意味を込めたのでしょう。
高度な成形技術を要する、木の表面を思わせるエンボスは、まるで極寒の世界で凍りつく樹木。そして滑らかに滴る水滴のような、底のドットは溶けかけた氷が滴り落ちるのを待たずに、再び凍りついたかよう。
昨年訪れた、ラップランドの雪の風景がこのグラスに重なって見えてきます。
フィンランド出身の作家でしか作れないような、フィンランドと言う地が産んだ、美しい作品ですね。
ミタ
デンマーク人が「デンマークはグリーンランド領をいれるとスカンジナビアで一番大きいんだ」と自慢していましたが、グリーンランドの人口密度 0.2人/km²って・・・。