My life as a…Lotus?


おはようございます。
先日、録画してあったスウェーデン映画「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」を観ました。
20年程前、公開間もなくにこの映画を観た時は、むしろ主人公のイングマル少年のほうに近い年齢だったのに、今は彼を囲む周りの大人たちのほうに近くなってしまいました。(恐ろしい!)
改めてみると、初めて見たときにはイングマルの視点で観たシーンも、大人の視点で見直すことで、新鮮な発見もありました。
この映画を撮った、ラッセ・ハルストレム監督はその後ハリウッドに進出。「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」などを手がけました。いずれも幸せとは言えない環境の中で、へこたれずに生きていく人を優しい視線で描いた作品です。
余談になりますが、もしレオナルド・ディカプリオを単なるアイドル俳優と思って敬遠している方がいらっしゃれば、「ギルバート・グレイプ」をご覧になってください。きっと彼の演技に驚かれる事と思います。彼はこの映画で、アカデミー賞助演男優賞候補となりました。
さて、もうひとつ映画の見方が変わったのは、どうしても使われているインテリアが気になる。これは職業病ですね。
この映画は特に1950年代後半が舞台とあって、食器やカーテンのプリントに目が行ってしまいました。イングマルの家でも叔父さんの家でも使われているのは、縁に装飾のあるシンプルな食器。それでも目を凝らしてみると、ベッドで横たわるお母さんの傍らにあるのは、もしかしてGustaveberg Lotusのグレーでは・・・。
この映画は最後にスウェーデンのヘビー級ボクサー、イングマル・ヨハンスンが優勝し世界タイトルを取る場面で終わっていますから、1958年に始まり1959年に終わるお話だと分かります。
Lotusが発売されたのは1958年。時代考証的には不自然ではありません。
正直に言うとあまり自信は無い、というか、もしかして全然違うかもという気もするのですが、まあそう思って見るのも映画を観るちょっとした楽しみです。
イングマルを取り囲む田舎の人たちのように、ほんわかとやさしい色のこのシリーズ。こんなカップが似合う、優しい人になりたいものです。fukuyaではコーヒーカップのイエローを取り扱い中です。
ミタ
「1人も悪い人がいなくて、でも愚かなばかりに大変なことになって、それでも最後は丸く収まる」映画が好きです。
ラッセ・ハルストレム作品から、「ギャラクシー・クエスト」までいけます。お勧めがあれば教えてください。

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My life as a…Lotus?」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
    こちらのカップに一目惚れして、初めて購入させていただきました。
    先日、カップが届き、とても幸せな気分です。ありがとうございました。
    (その喜びをブログにアップしてるので、お暇があったら見てください♪)
    これからも、素敵な商品楽しみにしています(^^)

  2. >>etuさま
    こんにちは!ブログ拝見しました~。
    かわいいお写真をありがとうございます。旦那様にばれないか、ちょっとドキドキですね。ばれてもetuさまの美味しいコーヒーと、かわいいカップで帳消しかな!
    それにetuさまの微妙なサバなんてかわいいものですよ。私なんて5万円のアンティークキリムを1万円ってサバ(いやすでにサバではないかも)読んだことありますから!

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