フィンランドの夏、ARABIAの夏

暑い!昨日都内に用事があって外出したのですが、歩いているだけでふらふら。
そんな折なので、スウェーデンのアンティークショップから「太陽が輝いて素敵な夏ね」とメールが来れば、「うらやましい!日本の夏は暑くて湿気が多いばかり」とスネてみせ、夏の間イギリスに滞在し、秋まで帰ってこない母には「昨日焼きナス食べた」とナス好きの彼女にちいっちゃ~い、嫌がらせを…。

そうです、海外在住の日本人を悔しがらせようと思ったら、食べ物の話が一番。SMAPのコンサートに行ったより、祭りで神輿担いだより、「秋刀魚焼いて大根おろし付けて食べた」「枝豆に冷たいビール飲んだ」と言えば地団太踏むこと間違いないのです。

って、何もそんなことする必要ないですよね。何されたわけでもなし。
そんな暑さのあまり気持ちが荒んでいるときには、こんなさわやかなカップでコーヒーでも。

このアラビアのコーヒーカップ、初めて手にしたときあまりの美しさにうっとりとしました。繊細なラインで描かれた植物に、紫がかったピンクが下半部をうっすらと覆っています。

うーん爽やか。デザインは植物画の得意なEsteri Tomula。さすがです。
ところが、アンティークショップの説明によると、このカップの名前は「kesä」フィンランド語で「夏」。えー、どこがー!どっからみても「春」でしょ。こんなところでフィンランドと日本の夏の違いを感じます。

フィンランドの「夏」、私の中では「夏(仮)」、気持ちがクサクサしている時におすすめです。

ミタ

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