編み物作家「しずく堂」さんを我が家に招待してホームパーティーを開きました。
きっかけは、しずく堂さんがTwitterにアップしていた、愛猫メルちゃんが手編みバスケットに寝ている写真を見た家人が、猫営業部長のために自分も作りたいと言い出したことです。
「ニャン面シルエットのバスケット」愛用されてますー。 pic.twitter.com/geonzStISr
— しずく堂 (@shizukudo) 2015, 3月 18
しずく堂さんに伝えると、快く編み図を分けて下さり、家人はしずく堂さんがワークショップで上京する本番の日まで、手持ちの糸で2週間毎晩練習を重ねました。ちなみに編み図は通常は提供はありません。今回は特別中の特別です。どうぞ、ご了承くださいね。
そういえば、ここ数年やけに編み物熱が高まっているらしい、ノルウェー語翻訳&通訳の青木さんに「もしや、しずく堂さんに会いたくないですか?夕食を一緒にいかが?」とお声を掛けると「嬉しい」といそいそと来て下さいました。
持参されていたのは、しずく堂さんへの貢物、ノルウェー編み物ユニット”アルネ&カルロス”の本です。しずく堂さんに会う数日前からかぎ針編みを練習していた青木さん、せっかくだからと、家人が練習していた糸で披露するも、どうも上手く行きません。
見かねたしずく堂さんが「まずは10目で四角く編んでみましょう」とスタートしたのに、数段編むと何故か9目に減っています。「ほどきましょう」としずく堂さん。数段編んで「出来ました」「…今度は8目になっていますよ」「あれー?」。本当に練習してきたのか?
「ただ、ほどくのではなく、どこで間違えたのか確認しながらほどいて下さい」「今までこんな低レベルの生徒さんっていましたか?」「ん、あ、いやー…あんまり…」
答えづらそうにしているしずく堂さんの代わりに私が「しずく堂さんのワークショップは参加条件が編めることなので、いません」「あははー、そうですよねー」。青木さん、人気講師を前に呑気すぎやしないか?
いろんな疑問が頭をグルグルする上に、終わりが見えない状況でしたが、お腹が空いたのでとりあえず中断して夕食に。
デンマークのオープンサンド”スモーブロー”を用意しました。トップの写真はサーモンとエビ。手前はタラコです。デンマークは欧州には珍しく、タラコを食べる国。
青木さんからは甘エビの差し入れ。
ニンジンのサラダと一緒に。
メインは定番のミートボールとマッシュポテト。添えるリンゴンベリージャムはフィランドで買ってきたものです。
クリスマスが近いので、食後にジンジャーブレッドを用意しました。最近はブルーチーズをのせるのが流行っているそうですが、入手できなかったので、もう一つの食べ方、チーズとジャムで。
合っているのか、合っていないのか、イマイチ分からない味。
食後、すぐに編み物に戻って続きをやります。家人は編み図を見ながら黙々と編み、時々分からないところをしずく堂さんに尋ねながら、結局ほとんど編んでしまいました。
一方青木さんは「四角く編む」を前に苦戦状態。
この日のことを青木さんが先にブログにアップして下さいました。家人の作品は翌日には完成し、実は編み上がるとは思っていなかったので、本当に感心しました。リンク先のノルウェー夢ネットさんのブログで(途中経過ですが)見て頂けると嬉しいです。
●Fukuyaさん+しずく堂さん=北欧愛を感じた夜♪
完成したバスケットは昨日のブログに写真があります。ちなみに糸が足りなかったので、少し浅めになりました。
●フクヤのワークショップ、ポットとカップのハンドウォーマー
さて、編んでいる人、教えている人は真剣だったのでしょうが、見ている私はやり取りが可笑しくて、可笑しくて、何度も腹を抱えて笑いました。あまり笑った内容を暴露すると、しずく堂さんが「編み物の生徒が減っちゃうかも」と心配していましたが、私はむしろ青木さんの生徒が減る方が心配です。なので、詳しく書きませんが想像で補ってもらえれば…。
ミタ