デンマーク2日目の後編です。前回は豪雨に降られてデンマーク料理食べて動物園に再入場できないところまででした。ではお読みください。
2024年5月27日
動物園に再入場できなかったので、予定より早めになりましたが、次の訪問先「労働者博物館(Arbejdermuseet)」へ。
労働者博物館では19世紀末の産業革命以降の庶民の生活を展示した体験型博物館。小さな博物館ですが、結構好きで、これで3度目の訪問。特に気に入っているのは、1950年代の暮らしを再現したコーナーです。
再現されたリビングルームは季節ごとに展示を変えていて、毎回違っています。このレトロなインテリアをコーディネートする係になりたい。
女性の平等を訴えるポスター(だったと思う)。日本はまだこの時点で足踏みをしているのですよね。
労働者博物館を出て、ついに我々は中国に到着….ではなくて、チボリ公園へ。しかもこの場所は中国ではなく、日本ゾーン。ものすごい違和感ありますが。
チボリの入り口。
緑が美しい季節です。
チボリ公園に行ったのは、観光はもちろんですが、人に会う約束をしていたのです。
『北欧料理大全』の翻訳や『ロブロの教科書』の著者である、くらもとさちこさんに会うためです。
くらもとさんがカフェに頼んで取り置いてくれていたデニッシュと名物のケーキでお茶時間。デニッシュもケーキも美味しかった!
話は北欧料理よりもむしろ、くらもとさんが今手掛けている手芸作家さんたち、ヘレナ・イェンセンさんとパニラ・フィスカーさんの方へ。しずく堂さんは既にチェック済みで、素敵な作品に興味があると話したところ、それでは会ってみますか、ととんとん拍子で話が進み、なんと2日後にくらもとさんのご自宅で編み物会を開催することになりました!
コペンハーゲンは何度も訪問した場所なので、もともとゆるゆるとしたスケジュールの旅のところ、更にほとんど予定を決めずに現地で考えようとなっていたので、急な展開に対応できます。それでは、明後日、と約束をして、私たちはこの日最後の観光の運河ツアーへ。
夕方の6時か夜の7時ごろだったかなあ、と思うのですが、まだこんなに明るい5月の北欧。仕事帰りの人たち(?)が運河沿いのパブで飲んでる。これを書いているのは10月なので、今はもう真っ暗だろうなあ。
ガイドさんに珍しいから撮れと言われて撮った何かの船1(王室の何かだっけ)と、何かの軍艦。
4月16日に焼け落ちた旧証券取引所の工事現場。龍の尖塔が好きだったので残念ですが、同時に木造であったことには驚きました。
ガイドさんお勧めの撮影スポット、後姿の人魚像と王立図書館(ブラックダイアモンド)に写る私たちの乗った遊覧船!
これでこの日は終わり。ランチとおやつでお腹いっぱいの私たちは夕食はスーパーで買ったパンやサラダを宿で適当に食べました。
続く
- この船は王室の方々が夏の休暇を過ごしたり、海外へ公式訪問する時に使うヨットDannebrogだそうです。 ↩︎