エストニア料理を食べるイベントを主催している「エストニア料理屋さん」が酵母から育てた黒パンを作っているといいます。食べてみたいけれど、イベントになかなか参加出来ないなんて話をしていたら、北欧ライターの森百合子さんの提案で、森さんの家で黒パンを食べる会を開くことになりました。題して『夏至の黒パン友の会』。
黒パンだけでなく、黒パンに合いそうなおかずを持参しての持ち寄りパーティーです。エストニア料理屋さんこと、Keikoさんがエストニア国旗を立てたのをきっかけに、森さんが買い集めた北欧各国の国旗を料理に立てることに。
なぜかしら、国旗を料理に立てた途端、気持ちが一気に盛り上がる私たち。国旗パワー恐るべし。
ちなみに、私が持参したのは、北欧の定番グラブラックス(サーモンを塩と砂糖でマリネしたもの)、北欧風のレバーパテ、北欧のビーツサラダ。
他にも初めて食べたエストニアの卵カツレツ、森さんの作ったイワシのオーブン焼き、スウェーデンのミートローフ、キノコの煮たもの、イチジクのサラダ、キノコのスープなどなど、どれも美味しく、気持ちのこもった様々な料理が並びました。
もちろん、テーマの黒パンが何種類も揃い、食べ比べが楽しい。どれも手作りのパンです。
最後のデザートでお腹がはち切れんばかりになりました。
エストニアは1991年のロシアからの独立後、北欧に入りたいと試みたのですが、北欧理事会から参画を断られたという経緯があります。なので「北欧の仲間入りをしました」とKeikoさんが言い「いや、違うから」と返す定番ジョークで盛り上がったのですが、帰宅後KeikoさんがこんなTweetをしていました。
「夏至の黒パン友の会」という北欧のその道のプロの方とのポトラックパーティーでした。エストニア🇪🇪も北欧加入の要望が通ったみたいです😊今後も食い込んで参ります。お皿が北欧ビンテージで素敵😍お皿もお食事に大事な要素ですね。国旗をつけると盛り上がりました。@allgodschillun @Fukuya_20CMD pic.twitter.com/CpzIJxBvlt
— 🇪🇪エストニア料理屋さん🇪🇪 (@keiesti) 2018年6月30日
だから、エストニアは北欧じゃないってば。
ミタ
参加のスウェーデン人に「ビュッフェのことを日本でバイキングと呼ぶのは、スウェーデンのスモーガスボードを初めて日本のホテルが導入したときに、呼びやすいように北欧からの連想でバイキングとつけた」と説明して驚かれました。