スーザンと孔雀のTVセット

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おはようございます。
アラビアの人気モデル、カイ・フランクのデザインしたBT(カップ)とBA(ソーサー)を組み合わせたTVセット。今回は久しぶりに繊細なデコレーションのSusanが入荷しました。

ちなみにBAモデルは、現在もイッタラでTeema(テーマ/ティーマ)として販売されているシリーズの原型Kilta(キルタ)のことで、1953年から作られているロングセラーです。
BA、BTモデルの組み合わせによるTVセットとしては、様々なデコレートが作られましたが、中でも人気があるのが、写真手前のSusanと奥のRiikinkukko(フィンランド語で孔雀)です。
Susanのデコレートは、Raija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)となっている場合もあるのですが、手元の資料によると、そのサインからGOGとしても知られる、Gunvor Olin-Grönqvist(グンヴァル・ウリン=グランクヴィスト)だそうです。一方、Riikinkukkoのデコレートがライヤ・ウオシッキネン。
当時の製品はデザイナーがはっきりとしない場合が多いのですが、Riikinkukkoにも見られるとおり、ウオシッキネンは比較的遊びの無いきっちりとした線を描く人で、彼女の作品にこのようなフリーハンドのラインを見ることはありません。
ですので、作者としては、KosmosやFructus、Loylyビアーマグなどを描いたGOGの方が腑に落ちますね。
さて、このSusanシリーズは製造年が1964年から1965年と短いためか、Riikinkukko(1961年-1965年)に比べると見つかりにくいセットです。今回は写真では分りにくいのですが、淡いグレーがかかった紫色が入荷しました。どうぞ、下記リンク先からご覧下さい。
→Arabia Susan TVセット (パープル)

また、同時に完売していたCasinoのTVセット用プレートも入荷しました。

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こちらのフォルムデザインはカーリナ・アホ(Kaarina Aho)。本来は同じく、カーリナ・アホがデザインの丸みを帯びたカップと組み合わせるのですが、今回はKilta(BT)のカップと合わせたセットでアップします。EmiliaやKiltaのTVセットではこのプレートを使って、Kiltaのカップとの組み合わせにをしているので、違和感は無いと思います。アップ時期は未定ですが、夏までにはなんとか。
ところで、写真のカップケーキ、IKEAの「DRÖMMARマフィン型」で焼きました。縦に細長い型なので焼き上がりがキノコのような可愛らしい形になります。パウンド型に比べると、カップケーキは焼き時間が短く、焼き上がりに失敗が少ないので最近良く使っています。

ところが、あまり深く考えずに購入し、持ち帰ったら長すぎて我が家のオーブンに入りませんでした。
なもので、両端を折り曲げて使っています。力を入れたら案外簡単に曲がりました。
海外の製品を買うときは、本当にサイズに注意しないといけないですよね・・・。

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ミタ


IKEAの製品がちゃち大味な作りで買物が無駄にならず良かったです♪

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