青いコスモス

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こんにちは、今年は梅雨入りが早く、肌寒い日が続きますね。
6月になりましたが、まだまだ朝は温かい飲み物が手放せません。我が家では朝はまず、たっぷりのミルクティーを淹れるのが習慣です。たっぷりのミルクティーはたっぷり容量のカップで。
このArabia Kosmosのティーカップは容量250ccですので、朝食と一緒にお茶を楽しむのにちょうどいい大きさです。厚手のストーンウェアは保温性が良く、お茶が冷めにくくなっています。
フォルムデザインは、アラビアを代表するデザイナーの一人、Ulla Procopé(ウッラ・プロコペ)で、デコレートは可愛らしいものから大胆なものまで、幅広いスタイルを持つGunvor Olin-Grönqvist(グンヴァル・ウリン=グランクヴィスト)です。
コスモスと名づけられた理由は、カップでは分りにくいですが、プレートを見ると一目瞭然。プレートいっぱいに一輪のコスモスの花が大胆な表現ではっとするほど美しく描かれています。
そもそも、このKosmosシリーズは茶のデコレートです。はっきりとした経過は分らないのですが、資料によると1966年に、実験的に青のデコレートが出されたようです。茶のKosmosは1963年から1976年までと長く作られたので、様々なアイテムが揃うのですが、この青に関してはアイテム数は少なく、カップやケーキプレートといった、お茶周りの物だけが作られた様です。
なんて、言いながら、実は先日この青いコスモスのキャセロール(スープチューリン)が入荷したんですよねー。でも、まあ珍しいものですから話の種としてでも、どうぞご覧下さい。
→Arabia Kosmos フタつきキャセロール (ブルー)
手描きで描かれた複雑な色の重なりが奥深く、青を基調にした色合いは目に涼しげです。肌寒いけれどジメジメしている、そんな今の季節にお勧めのデザインです。
こちらはケーキプレートは既にサイトにアップし、やや難ありの1枚を残して完売しています。写真のティーカップはそのうちにアップします(えーと、梅雨明け前には・・・)。
滅多に見つからない、というほどの珍しいものではないのですが、やはりそもそもの製造数が少ないので、年々見つかりにくくなっています。よろしければこの機会にいかがでしょうか。
ミタ

日本は過ごしやすい季節が短いですね。

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