久しぶりのブログ更新です。5月の欧州パンダ旅行はようやく北欧のデンマークに到着。落胆した事、驚いた事、嬉しかった事で目まぐるしい1日でした。旅は予想外が起こるものです。それではお読みください。
2024年5月27日
デンマーク到着翌日は観光の日!
コペンハーゲンの観光には80以上の観光スポットを無料で利用できて、コペンハーゲン市内のバス、電車、地下鉄などの公共交通機関が乗り放題利用できる『コペンハーゲン・カード』が便利。コペンハーゲンカードのサイトにアクセスして、行きたい場所と日数を入力するとお勧めのカードとどれくらい節約できるか計算してくれます。
今回行きたい、動物園、労働者博物館、チボリ公園、カナルツアー、デザイン美術館の五つを入力し、48時間カードがお得と分かったのでアプリで購入してダウンロード。
そう、今は全てがアプリなんですよね。もしかしたらこの旅行記のどこかでも書いたかも知れませんが、スマホがあると無いでは、旅のクオリティが変わる時代になりました。
というわけで宿にいながらコペンハーゲンカードを購入。雨が降ったりやんだりの今一つの天候の中動物園へ。コペンハーゲンの動物園は街の中心部に近い便利な場所にあります。
もちろん最初に行くのはパンダ舎。今まで訪問した動物園の中ではシンプルな作りなのですが、上から見ると2頭を隔てる壁のラインが太極図(陰陽マーク)になっているらしいです。
実はコペンハーゲンのパンダ舎の一番楽しみにしていたのが、パンダを観ながら食事が出来る「ビストロ パンパン」でお昼ご飯を食べる事。何年も前から行ってみたいと思っていて、この旅行を決めてからは時々パンパンのサイトやSNSを眺めて期待に胸を膨らませていました。
が!
なんと旅の少し前に団体専用予約のみのレストランに業態変更!!!
そうこうしているうちに降ったり止んだりしていた雨が激しくなってきたので屋内にある展示室へ。ますます雨が激しくなったので、コーヒーでも飲もうかと、次は園内のカフェに避難しました。ネットで調べるとお昼過ぎるまで止む気配がないので、一層のこといったん外に出てランチをしてから雨が止んだら戻ろうと園の外へ(これが大間違いとなります)。
ランチはデンマーク料理のレストラン「Hansens Gamle Familiehave」へ。動物園へ行くならここで伝統的なオープンサンドを食べればいいとデンマーク人の知り合いにお勧めされたお店です。
何とか我慢できる程度の雨だったのが入店して間もなく雷雨となり屋根を叩く強い雨音と共に時折雷の音が聞こえるようになりました。運が良かったね、とメニューを開き、迷いに迷ってしずく堂さんは白身魚のフライとボイルした海老、そして旬のホワイトアスパラガスのオープンサンドに。
それなら私は肉にしようかなと(シェアを頭に入れて)冒険しないでデンマークの伝統的なローストポーク、フレスケスタイに。ところが運ばれてきてビックリ。てっきりこれもオープンサンド仕立てと思いきや、普通に一皿料理でした。
運ばれてきたソースと付け合わせ、そして肉。
そして完成がこちら。
いや、まあ、美味しかったですよ。豚皮は見事にカリカリで香ばしく、一方の肉は柔らかく、きゅうりの酢漬けも紫キャベツのブレゼも程よい酸味と甘み……でも、オープンサンドが食べたかった!
食べ終わるころには激しかった雨が上がって青空が見えてきたので、動物園に戻って再入場しようとすると…アプリのQRコードをゲートでかざすも拒否られてしまいました。
勝手に再入場可と思い込んでいたけれど、不可だった!改めてコペンハーゲンカードのサイトを見ると、確かにチケットは1回限りと。ああ、まだ見ていない動物たち、あとで立ち寄って選ぼうと思っていたポスター、しずく堂さんは動物園で必ず買っていた記念のボールペン…何もかものチャンスを失ってしまいました。
衝撃的に高額なチケットを買い直す気も起らず。しずく堂さんは「ボールペンが欲しかった」私は「ポスター欲しかった。オープンサンドが食べたかった(違)」と涙を滲ませながら次の目的地「労働者博物館」へと向かいました。
コペンハーゲン動物園のレトロで魅力あふれるポスターの一部はこちら(販売サイトより)。
他のデザインは下記リンク先に。なぜか甲冑姿の侍のイラストもありますよ。
https://permild-rosengreen.com/shop/179-zoo/
後編へと続く