一昨日の9月19日に友達の編み物作家しずく堂さんの4冊目の本『しずく堂のまいにち編み物こもの』が発売されました。
NHKの雑誌「すてきにハンドメイド」に2年間毎月掲載されていた連載24回分から抜粋、加筆、新作追加した全23点が掲載されています。
我が家にもあるキャットハウスの進化形も。
しずく堂さんにNHKからこんな企画を出されたんだけど、と相談を受けたのと麻布十番駅の光景が同時に思い出されるので、あれはフィンランド大使館で展覧会を見た帰りだったような(しょっちゅう一緒に出掛けているので違うかも)。
その時に1年続けられないかもと言われ、天下のNHKなんだから例え原稿落としても絶対に何かで埋められるから大丈夫と励ました記憶があります。なので、どうしても毎月連載がされているのか気になって、しずく堂さんのSNSで確認し、書店で見つけては安心していました。時には悩めるしずく堂さんにアイデアを提供し、そのアイデアが採用された事は……一度もなかったけれどね!
しずく堂さんの連載は結果1年どころか2年になり、最終回を手にしたのは引っ越し先の神戸の書店でした。見ると色んな思いが湧きあがって、しずく堂さんに良く頑張りましたのメッセージを送らずにはいられませんでした。
私は編み物が苦手なのですが、それでもしずく堂さんの作品は作りやすさ、使いやすさにどこか工夫があるのは分かります。その上配色と柄のセンスが良く、作品を見ているだけでも楽しい。毎日使える小物はどれも魅力的で作ってみたいけれど、私のレベルで作れるのはまっすぐ編むだけのアームカバーくらいかな。
ところで、サブタイトルは「ときどきねこ」。時々どころかページのあちこちに猫がいるので探して見て下さいね。
書店、あるいはAmazonなどの通販でもお求めいただけます。
次こそはアイデアを採用されたい