お客さまの写真(北欧の冬を暖かく彩る毛織物と)

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こんにちは、買い付けレポートはまだ終了していませんが、続きの前にお客さまから送って頂いたお写真をご紹介します。
熊本県のIさまから、お求めになった毛足の長いウールの織物を椅子に飾ったお写真が届きました。メールで送られたお写真を見たとき、思わず「あら素敵」と声が。
チェストの上の小物、床のカーペット、椅子、そしてお送りした織物が、青、赤、白の3色を使った濃淡のバランスで見事にまとまっていたからです。
こんなに素敵に飾って頂けて、本当にうれしい。Iさまありがとございました。
さて、Iさまがお求めになった毛織物はスウェーデンから来ました。縦糸に毛糸を一つ一つ結び付けていくという大変に手の凝った製法で織られています。
ヴァイキングの持ち帰ったトルコのラグの影響を受けて北欧では15世紀の初頭から織られました。当初はベッドに掛ける防寒用として使っていたのですが、やがて軽くカラフルになり、壁を飾る装飾用として発展しました。
この手法の毛足の長い織物には「Rya(リヤ)」と「Flossa(フロッサ)」があり、この二つは異なるそうなのですが、何度説明を読んでも、私にはなかなか違いが分からず、漠然とリヤの方がフロッサよりも毛足が長いのかな、と理解しています。
ですので、Iさまがお求めになったのはフロッサになるのかな?
さて、そのリヤ織りですが、フィンランドでは同じ織物を「ルイユ(Ryijy)」と呼びます。Rya → Ryijy ですね。

1900年のパリ万博では画家アクセリ・ガレン=カレラのデザインしたルイユが展示されました(ソファーにかかっている)。
ちなみに、このルイユは復刻品で、2012年から1年間に渡って全国を巡回した大規模展覧会「フィンランドのくらしとデザイン」で展示されたものです。
*オープン前の内覧会で許可を取って撮影しています。

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これは、フィンランドのお宅で壁に飾られていたルイユ織り。今でもこうやって現役のインテリアアイテムとして活躍しています。
ルイユ(リヤ)の歴史は長いですが、特に1960年代前後に壁を飾る装飾用として大流行しました。1970年代には海の向こう、アメリカで高価でトレンディなアイテムとして流行。

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そして、これはフィンランドのヴィンテージのお店にあった、恐らくその当時の織物。

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防寒用から装飾用へ。インテリアを彩る暖かな色彩のアクセントとして、Iさまにも長く使っていただければ嬉しく思います。

ミタ

今回は買い付けませんでしたが、また縁があれば。

フクヤのオリジナルコーヒー。北欧のシーンに合わせて選ぶ3つのブレンド。
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