こんにちは、今日の10月4日はスウェーデンの「シナモンロールの日(Kanelbullens dag)」です。写真は今朝、私が焼いたもの。
スウェーデンでは出来た物を買って食べるのだけでなく、このように家庭で作る人も多いようです。私の友人もこの日に何十個も焼いて友人や親戚とフィーカ(コーヒーの時間)を楽しむそう。
この記念日は1999年にホームベーキング協会が定めたものですので比較的新しいイベントです。記念日設定の理由はシナモンロールの材料である、小麦粉、マーガリン(バター)、砂糖、イーストの購買促進にもあるのですが、もう一つの側面として、スウェーデンの伝統に注目させる目的もあるそう。
日本ではアメリカ風のふっくらとしたシナモンロールの方が馴染みがあるかと思いますが、実はシナモンロールの発祥は1920年代のスウェーデンで、北米へはスウェーデンの移民が伝えたと言われています。
今は北欧のどの国でも食べられていますが、シナモンだけでなく、カルダモンというスパイスが効いているところ、ふっくらというよりはどっしりとした、パンよりむしろお菓子的な食感なのがアメリカのシナモンロールとは違うところです。
以前はあまり知られていなかった北欧風のシナモンロールですが、映画「かもめ食堂」で効果的に使われていたのがきっかけで、特に若い女性に関心が高まったようです。
そこで、今日のシナモンロールの日を記念してTwitterとFacebookで手作りシナモンロールの写真を募集したところ、沢山の反響を頂きました。1枚も来なかったら自分でいくつも投稿しようかと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。ありがとうございます。
中には、この企画のために初めてシナモンロールを作りました、とおっしゃる方が何人もいらっしゃって、感激しました。頂いた写真は下記リンク先の通り、フクヤのFacebookのアルバム「10月4日はシナモンロールの日(Kanelbullens dag) 」に随時アップしていますので、是非ご覧下さい。私も1枚投稿しています。
今日のシナモンロールの日は平日で、お仕事の方が多いので、写真の締め切りを7日にしています。それまでは、Twitterにハッシュタグ「#シナモンロールの日」を付けて投稿して下さるか、Facebookにアップロードしてくださればアルバムに追加します。
TwitterもFacebookも苦手な方はメール(askme@fuku-ya.jp)でも受け付けています。是非ご参加くださいね。
ミタ
写真に使ったのは「Gefle Agneta コーヒーカップ」と「Rorstrand Nougat スクエアプレート」です。一応私も購買促進を…