こんにちは。今日は、フクヤで目隠し布をご購入いただいた成瀬さんから感想とお写真を頂きました。成瀬さんは、フクヤでデンマークの手工芸「エスカ」を教えてくださっている、つれび工房の先生です。
では、頂いたお写真と感想をどうぞ。
日用品をストックしている棚があって、それに覆いをかけているのですが、
夏向きに明るい感じにしたいと布を探していたところ、fukuyaさんでヴィンテージクロスをみつけました。
デザインが楽しくて、色もきれい、「目隠し布」ということで用途もぴったり。
早速購入してかけてみたところ部屋がぱっと華やぎました。とても気に入っています。
そうなんです。このクロスは日本では馴染みが無いためサイトでは「目隠し布/タペストリー 」と表記していますが、実際は目隠しが主目的です。
スウェーデン語でParadhandduk(パラードハンドデューク)、日本語に訳すと「見せハンドタオル」です。タオルと付いていますが、実際に手を拭くものではなく、棚に下げて裏側の実際に使うタオルや下げてあるユーテンシルの目隠しに使います。そのため、上部は袋状に縫われていて、バーに通せるようになっています。
と、言葉で説明しても全然想像できないですよね。現地で撮った写真があれば良かったのですが、何故か1枚も無かったので、Google画像検索結果を下に貼ります。
ドン!
伝わりましたでしょうか??
この検索結果にある通り、刺繍のものが多いです。恐らく昔はそれぞれの家庭で手作りしていたのでしょうね。60年代に入って、頂いたお写真のようなプリントクロスが人気を博しました。特にUlla Svensson(Scheuer)の作品は当時だけでなく、近年に再評価が高まり、現地でも価格が上がる一方です。成瀬さんがご購入いただいたのも、Ullaの作品です。
感想にも書いていただいた通り、下げるだけでお部屋が華やぐので、手軽な模様替えにお勧めです。現在、在庫のある物は下記リンク先よりご覧ください。
→目隠し布/タペストリー
また、作者のUllasさんについて、以前取材した記事を書いています。この時に協力して下さった、スウェーデンのNoaさんには、後にご自宅に泊まらせて頂いたり、在住日本人のIさんとはスウェーデンに行くたびにお会いする仲となりました。パラードハンドデュークがつないだ思いがけない縁です。
とても反響のあった記事ですので、下記リンク先よりこちらも合わせて読んで頂けると嬉しいです。
母がどんな人か知って欲しい・・・Ullasの話(2010-08-24)
ミタ