こんにちは、一昨日の12月1日はポマンダー作りの1日教室でした。
ポマンダーとは、柑橘系の果物に香りの良い香辛料をまぶしたものです。中世ヨーロッパから始まった飾りで、当時はペストなどの疫病予防効果があると信じられていたとか。貴重なスパイスを使うからでしょうか、クリスマスや新年の贈り物として作られたそうです。
まずは果物に、このクローブを刺すところから始まります。
あらかじめ竹串で穴を空けて、そこにプスプスとクローブを刺します。
この日、用意してくださったのはレモンとカボス。
クローブの配置にルールはありません。好きなデザインで刺します。
刺し終わったら、シナモンとカルダモンの粉末をまぶします。特に何もしなくても、染み出した果汁と、果物が本来持っているオイルで表面にスパイスが付着するそうです(今回は無農薬、ノーワックスの果物をご用意してくださいました)。
スパイスをまぶしたら、あらかじめ貼っていたマスキングテープを外します。
その部分にリボンを巻き、好みでタッセルを飾れば出来上がり!
風通しの良いところに下げて乾燥させれば、腐る事も無く、1年以上は香りが持続するとか。
最後はフクヤオリジナルコーヒーと講師の西村さんがご持参のクッキーでおしゃべりの時間。お店には柑橘系とスパイスの甘い香りが漂い、居るだけで気持ちが何となくほぐれてきます。
終了する頃にはすっかり西日が差し込んでいて、日の短い季節を実感しました。
ミタ
ポマンダーを作ってくださいと、先生にレモンとカボスを頂きました。無農薬ノーワックスと聞いてしまうと、むしろレモンケーキを作りたい(花より団子)。
ところで、これはスウェーデンのお店に飾られていたポマンダーです。ちょっと華やかさが無くて寂しい感じ?