おはようございます。暑くて動くのも億劫ですね!
ところで、私は家人の留学について行って、1年ちょっとの短い期間でしたがアイルランドに住んでいたことがあります。いよいよ帰国しようというとき、仲良くなった70代の女性がお別れ会を開いてくれました。食事の前に通された居間で、軽いお酒と一緒に、テーブルに置かれたおつまみが置かれているプレートを見て
「Lazy Susan(レイジースーザン)!!」
と驚きの声を上げてしまいました。
レイジースーザンというのは、回転おつまみ用プレートのことです。木のプレートの下に回転する器具が付いていて、上だけクルクルまわすことができます。Relish Plate(レリッシュプレート)ともいうそうですね。英語では、中華料理の回転テーブルの名前もLazy Susanですから、元々はそのテーブルを差すものだったのかな?
存在は知っていましたが、実際に使っているところを目にしたのは初めて。やあやあ、この名前だったら知っているぞ、という嬉しさから、つい大きな声が。私があまりに楽しそうなのが不思議だったのでしょう。「そうだけど・・・どうして?」と不審そうに返されました。
だって、“怠け者のスーザン”ですよ。席を立ちたくない怠け者でもOKという意味なのですよね?それに、どうしてよりによってスーザン?考えるほどに面白い名称と思うのですが。
とはいえ、昔から馴染んでいる人には何の疑問もないのでしょう。「スーザンに対する差別だ!」と世界中のスーザンさんが抗議を起こしたという話も、「お母さんどうして私の名前をスーザンにしたの」と子どもが泣いたという話も、今のところは聞きませんし。
このタイプのプレートは今もありますが、1960年代から1970年代ごろ、特に流行したのかもしれません。実際、彼女が使っていたのも当時手に入れたものなのでしょう。その証拠というか、デンマークからトップの写真の大きなものと一緒に、こんな小さなレイジースーザンも入荷しました。
直径が約20cm。これだけ小さければ、回転する必要があるかどうかも、はなはだ疑問です。
どんなけ怠け者やねん、スーザン!
と突っ込みの一つも入れたくなるほど。
こちらのプレート、秋が来る前にはアップしようと思っています。様々な名称があるようですが、フクヤでは”レイジースーザン”とつける予定です。なんだか響きが面白いので。でも、本当はネットショップではこのようなマイナーな名称を使うことは好ましくないんですって。
フクヤが始まった頃に比べると、随分とネットショップも増えて、前回の買付でフィンランドのディーラーさんに「日本にすごくお店増えたのね!なんだかフィンランドのものは全部日本に行っている気がするわ」といわれて苦笑しました。
競合店が増えたのなら少しは勉強しなくてはと、家人に勧められるままネットショップ運営の本を読んでみると、ショップ名や商品名には扱っている商品が何かすぐに分かる言葉や、検索されやすい言葉を付けるように、とアドバイスされています。
そういえば新しいお店の名前にはそういう傾向が・・・!
最近の人は賢いなあ、と思いつつ、そんな肩の凝る理論はほったらかして、まあいいかーと、好きなようにやっている私は、きっとスーザンに負けず劣らずレイジーなのですねー。
ミタ
そういえば、日本にも”回転する展望レストラン”ってありませんでした!?
やだー、ミタさん。うちにもおられます。レイジースーザンさん。有田焼。「回転オードブル」って箱書きに…。実家から持ってきて箱に入れたまま長いこと使っていなかったけど今夜あたりクルクル回してみるか。
>>もももままさま
あ、有田焼~~?実家からと言うことは、きっと同じ時代なんですね。輸出用だったのでしょうか?それとも、日本でも流行った?
仕入れておいて何ですが、このサイズなら、回さずとも手が届きそうな気がするんです。いや、こんなこと言ってはまずいですね・・。
回さずとも手は届きますが、回してしまいます。回るから。
年取ると遠くにあるものを手を思い切り伸ばして取るほうが背筋も伸び、手近なストレッチになるそうです。遠くに回してから取るとするか。ウチのストレッチスーザンで。ていうかやっぱりレイジー?
回転レストラン、ありました、ありました!
むかし、有楽町に!
なんか、不思議な感じなんですよねー。
今もあるのかな。
ハリネズミも、さりげなーく可愛いですね(*^^*)
>>もももままさま
なるほど、そこに山があるから登るのですね。
回すときに手前でなく、奥に手を置いて回すとストレッチ効果は高くなる・・・・。いや、皿をひっくり返すと自分が困るのでやめましょう。
>>noirさま
なああんか、こう、子どものときに行った事があるような・・・。
あれは、どこだったのかなあ?関西か・・・叔母が東京にお嫁に行った時に、遊びに行った東京かも?
そうか中心は回らないのねー、と思った記憶があるから、やっぱり行ったことがあるのでしょうねー。