おはようございます。今日はお休みですが、どうしてもお知らせしたいことがあって・・・。
それは・・・・
ハンガリーから荷物が届いたのです!大きな箱の中にはハンガリーをはじめとした東欧の食器と、写真のアンティークリネンが合わせて100点ほど入っています。
特に自宅の庭で麻を栽培し、糸に紡ぎ、手で織ったというハンガリーのアンティークリネンは、想像していたものよりもずっと厚く、ずっしり、しっかりとした手触りでした。お嫁道具にと、一つ一つ丁寧に施されたという刺繍は手が込んでいて、出来上がるまでどれくらい時間がかかったのだろうと想像するだけで気が遠くなります。
中にはイニシャルや数字の入ったものがあり、これは当時嫁入り道具にそろえた布全部ナンバーを入れたから、ということです。布という布、タオルからシーツまで全部にナンバーを入れたとか。いかに布が貴重だったのか、大切に扱っていたのか分かりますね。
そして、布の上に乗っているのはフェルトで作った卵です。ハンガリーでは伝統的に羊毛フェルト製作の習慣があるそうなのです(寒い国ですからね)。これはハンガリー在住10年の萩原由美さんが、そのハンガリーの伝統手工芸をアレンジして作ったオリジナル作品です。
萩原由美さん、なんて他人行儀な書き方をしましたが、実は私の学生時代の友人。ハンガリーに行ったときは自宅に泊めてもらったこともあります。(バウハウス建築の素敵なおうちは、50年代30年代のハンガリーの有名な建築家の作品だそうです。注:うろ覚えです。←訂正が入りました。)
私たちは美術系の高校に通っていて、私は絵画コース、彼女はデザインコースと専攻は違いましたがクラスは一緒でした。そして彼女はクラスでもずば抜けたセンスの持ち主。その彼女が、インテリアデザインのご主人の仕事に付いてハンガリーに行き、主婦をやっているとはもったいない話、と思っていたらこんな素敵な作品を作っていたのです。
由美さんの作品はまだまだ有ります。またの機会に詳しくご紹介しますね。お楽しみに。
それでは、数々の魅力的な東欧商品のアップまで、今しばらーーーーーくお待ちください。(かなり時間がかかりそうな事をさりげなくアピールしてみました)
ミタ