2024年5月19日
しずく堂さんとの欧州パンダ巡りの旅、1国目ドイツの最終日はしずく堂さんの希望で蚤の市と、やっぱりこれだけは押さえておかねばとベルリンの壁見学へと出発しました。
日曜日のこの日、朝一番に行ったのはMauerpark蚤の市。価値がありそうな(北欧ブランド以外は良く分からない)アンティークからガラクタもあれば、服や食品、アーティストが自作の作品を販売していたりとバラエティに富んでいて楽しい。
会場のMauerpark(マウアーパーク)は直訳すると「壁公園」。そう、かつての西ベルリンと東ベルリンの境目にあるこの場所に行った別の目的は、残されているベルリンの壁を見る事。
残念ながら雨が降ったりやんだりの天気だったので「壁だねー」と少し見てすぐに次の目的地、Boxhagener蚤の市に向かったのですが、これが大変なことに!
目的地へのトラムに乗ろうとするも、待てど暮らせど来ない。ふと掲示板を見ると英語で「運行中止」の文字が。びっくりしてGoogleで別の方法を探すと近くのバス停から行けるらしい。バス停に移動して目的地に行くバスに乗り、Google Mapで確認しながら移動していると途中で全然違う道へ。急いでバス運転手に目的地を告げると、今日はそこには行かず次のバス停で終わりだと。
仕方なくバスを降りて20分ほどの距離を歩きだすと赤いサッカーチームのユニフォームを着た集団にぶつかりました。なんだか興奮した状態で、何人かはビールをラッパ飲みし、中にはその場で立ち小便している人も!
それだけでなく、何台ものパトカーが警備をし、歩道にはがっちりした服装の警官が何十人も立っています。
なんとか人混みをかき分けて前に進んでいるうちに、立ち止まっている集団によるチャントが始まりました。歩きながらなので上手くないですが、動画を撮ったのでご覧ください。あちこちに警官の姿も写っています。
どうも、地元のサッカーの試合が開催されていたようで、トラムが運行していなかったりバスが路線を変更していたのはフーリガン対策だったみたい。なんとも迷惑な話です。公共交通機関のくせに!
Boxhagener Platzに着くころにはへとへと。蚤の市の内容もMauerparkとあまり変わらなかったので早々に切り上げました。
ランチはあらかじめ調べておいたBoxhagener Platz近くのタイ料理レストラン「Li.ke」へ。
エスニックな内装が本格的な雰囲気で素敵です。
ビーガンレストランなので、野菜や厚揚げを使った料理が中心。小皿料理はどれを選んでも5ユーロ、大皿は11.9ユーロ。だいたい一人小皿を2~3皿頼めばいいと口コミにあったので、二人で4皿とマンゴージュースを頼みました。
どれも美味しかったのですが、小皿料理だけで24種類もあり迷いに迷った挙句、似たような味ばかり選んでしまったのが反省点。
さて、お腹がふくれたところで、ベルリンに来たら外せない観光ポイント、ベルリンの壁のあるイーストサイドギャラリーへ。
最も有名なブレジネフとホーネッカーの接吻を描いた『神よ、この死に至る愛の中で我を生き延びさせ給え(1990)』。ネットで調べた時に、いまや落書きだらけとあったのですが、落書きは見られませんでした。あとで調べると2009年に同じ作者によって描き直されたそうです。
この絵の前では記念写真を撮る人の列が絶えず、この写真は前に誰も立っていない奇跡の一瞬。
遠くから見るとこんなに沢山の人が立ち止まったり、写真を撮ったりしています。
最後はペルガモン美術館で締めて終わりと思っていたのですが、なんと改修のため休館中!!!
個人的に本日のハイライトだったのでがっかり。代わりに近くのベルリン新博物館へ行き、ネフェルティティの胸像を拝んできました。ネフェルティティは撮影禁止だったのですが、館内の多くは撮影可。でも疲れていて写真を撮る元気が無く一枚もないです。しずく堂さんが色々撮影していたので、彼女のインスタのストーリーズにあると思います。どれもいい写真なので是非どうぞ。
https://www.instagram.com/shizukudo
途中でお茶休憩をしたこともあり、何となく二人ともお腹が空かなかったので夕食は食べずに帰ることに。ホテルに戻る前に駅のフードコートをウロウロしていたら、丼のお店を発見。
ご飯、おかず、トッピングなどを選んで組み合わせられるサブウェイ形式みたい。興味が湧いたのですが、こんなに食べられそうにないし、選択に迷いそうだからパス。ここ以外にもご飯の丼物を見ることがあり、もしかしてハワイのポキに続くニューウェーブかしら。これから欧米でご飯物の丼が流行ると予想してドイツ最終日終了!
続く