昨日、フクヤ初のヒンメリのワークショップを「ヒンメリ―フィンランドの伝統装飾」の著者であるおおくぼさんを講師に迎え、開催しました。ヒンメリとはフィンランドに伝わる伝統工芸で、麦わらをつないで作ったモビールです。主にクリスマスに飾られる飾りとして使われます。
以前もご紹介しましたが、こちらはフィンランドの知人のお母さまが作った大きなヒンメリです。ワークショップでは約30cmほどのものを作りましたが、幾何学系をつなげる事でこのようにデザインも大きさも無限に広がります。
もちろん、おおくぼさんの著書には様々なデザインによる、大きなヒンメリの作り方も掲載されています。
ヒンメリの藁は乾いていると割れやすいので、事前に30分位水に浸して置かなければいけません。
ヒンメリの下にあるのは、同じく藁で作ったクリスマスの飾りです。北欧全般に飾られるものですが、フィンランド語ではヨウルプッキ。もしかしたら、スウェーデン語のユールボックの方が耳慣れているかも知れません。
おおくぼさんはいつかこのヨウルプッキ作りもやってみたいとか。
さて、参加者の皆様がお揃いになったところでおおくぼさんから作り方の説明を受けます。
そして、これは半分くらいが終わったところ。
小さな飾りが出来たら大きな部分に入ります。
形になってきました。
完成間近。
出来上がりー!
皆さんの作品を並べて見ました。こうやって作った作品を沢山作ってつなげる事も出来ます。吊り下げるとゆらゆらと揺れる様子や、光が作り出す影が大変に幻想的で美しい工芸品です。
もし、ご興味がありましたらおおくぼさんが主催しているnoninokoのホームページでキットの販売もされているそうです。キットには麦わらが100本入っているので、今回のワークショップ位の大きさなら3個作れるそうです。どうぞ、下記リンク先からサイトをご訪問下さい。
→noninoko
午後の部にご参加のお客様の一人はご自分の結婚式にヒンメリをお配りになる予定とかで早速キットを購入していました。80個作るのは時間がかかる作業ですが、受け取った方の笑顔を想像すると苦にはならないかもしれませんね。
ミタ
最後におおくぼさんがサンプルで作られたヒンメリをいただきました。今日からお店に飾っています。
このヒンメリのワークショップ、凄く興味はあったのですが、なんせ超がつくほどの不器用なアタクシ・・・。途中で投げ出しそうになるかもしれないな~と思って今回はあきらめました。今度(っていつ?)お店に伺った際に現物をみて、自分でも作れそう!と思ったらキットを購入してみようかな、と思います♪
>>うっかり八兵衛さま
是非是非!お店に下がっていますので、テニスの行き帰りにでも覗いてみてください。
もし、お作りになられたら出来るだけ高いところに下げないと猫の格好の標的になっちゃいますが(^^)