賞は誰のもの?

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おはようございます。
昨日、スウェーデンから更に荷物が届きました。今回は久しぶりにKosmosが入荷。一番奥にある青いポットと、大降りのティーカップです(1客破損で、がっくり)。
Kosmosは1966年にBerit Ternell(1929年-)がUpsala-EkebyグループであったスウェーデンGefle社で発表したものです。
Kosmosシリーズは1966年から1977年まで制作されていましたが、裏ロゴのGefleの文字に王冠マークが入っているを見ると、1971年以降のもののようです。
というのも、1971年Rorstrand社がUpsala-Ekebyグループに入ったことで、GefleのロゴにRorstrandの王冠マークが追加されたのです。
豆知識でした。
このKosmosシリーズですが、発表の翌年、1967年にオランダ ユトレヒトの国際展示会で優勝しています。
茶と青の釉薬の美しいグラデーションの表現が評価され、「工業デザインの模範的な例」「アートと工業技術の結合の成功である」と絶賛。
ところが、工場で新聞記事を見せられるまで、Ternellは自身の受賞を知らなかったそう。加えて、その記事の中で「トロフィーは工場が受けるべきもの」と書いてあるのを見てTarnellは、

え゛~~まぢかよ~!(# ゚Д゚)

と思ったらしいです。(注:かなり意訳あり)
そんなBerit Ternell。スウェーデンのヨーテボリにあるとても有名なデザイン工芸学校(Högskolan för Design och Konsthantverk / HDK)で学んだのですが、クラスメイトには”日本で大変な人気の”(と、スウェーデンの日刊ニュースサイトに驚きと共に紹介されていました)Lisa Larsonがいたそうです。
豆知識その2、でした。
ミタ
..
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そのニュースサイトにはLisaへのインタビューもありました。あとでゆっくり読もうと思ったんですが、スウェーデン語→英語に自動翻訳して読むの、めんどくさくてそのままー。ダメだなあ・・・。
(日本語で読めれば楽なのですが、スウェーデン語→日本語の自動翻訳って、宇宙人からの通信文みたいになっちゃうんです(意味不明ということです)。)

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